SueMera’s 勉強部屋

ドイツ語勉強中(たまにイタリア語、ギリシャ語、ロシア語、韓国語?)

旅行:北イタリア(2023年7月)

今回の旅のルートはピサ空港からイタリア入国して、電車とバス移動で北部を周り、最後はヴェニス空港から出国。とくに電車移動が多かったので直前までストライキ情報サイトをチェック。ちらほらストライキやってたみたいだけど、運よくストライキを避けて移動することができた。電車の路線調べやチケット購入はTrenitaliaアプリがとても便利だった。

北イタリアは「ドイツ語も普及してる」と聞いてたけど、トレントから北へ進むともろ「ドイツ語圏」だった。イタリア語の方が第二言語なみ。天気予報は常に雨予報だったけど基本曇り続きで、大雨にあったのは短時間で運よく室内避難可能だった。

以下、自分用記録

1日目:チンクエテッレ観光

ピサ空港には朝到着。本日滞在地のスペツィアへは空港から一旦ピサ中央駅まで行って、スペツィアへ電車乗り換えになる。チケットはTrenitaliaアプリでまとめて購入できるけど中央駅での乗り換えが4分しかなかったので、今回はピサ空港から中央駅行きは現地のチケット発券機で購入し、中央駅からスペツィアからはアプリ購入を計画。

ピサ空港から中央駅移動はとても便利なPISAMOVERという無人シャトルを利用。

空港⇚⇛中央駅の専用シャトルなので発券機も非常にシンプル。片道・往復、チケット数、支払い方法の3つを選択するのみで購入できる(5€)。10分ほどで中央駅に到着。

シャトル乗車中に次のチケットを購入しようとアプリを開く。ついさっきまで購入可能だったのに中央駅到着直前にアプリを見ると「購入不可」になっていた。ただRegional便2等席なのでチケット売り切れなんてことはないだろうと、中央駅に到着して即発券機で確認。案の定、出発直前便のチケットを買うことができた(8.40€)。どうやらアプリでは出発5分前までしか購入できないらしい(その後の旅ではこれに気を付けるようにした)。

電車移動1時間でスペツィアに到着。宿には13時過ぎにチェックイン。早速チンクエテッレ観光へ。イタリア北西部にある世界遺産チンクエテッレはその名の通り「5つの土地」のことを言う。5つの村(Riomaggiore, Manarola, Corniglia, Vernazza, Monterosso)と海の景色が有名な人気観光地。各村への移動は電車で10分程度。チンクエテッレカードを購入すれば、5つの村を含むスペツィアからレヴァント(Levanto)間を1日中自由に乗り降りできる。チンクエテッレカードはTrenitaliaアプリで購入可能(18.20€)。

観光時間は半日のみ。まずは滞在地スペツィアから北上しながら各村を訪れることに。時間があれば最後の村からスペツィアまでの船に乗って海上からの景色も楽しみたい。結構駆け足になってしまったけど景色は楽しめた。ただ元も子もないけど、ギリシャで海の景色を見慣れてるからか感動するほと絶景というほどでもなく。。。 まぁ一度行っといてよかったかなっ感じ。

まずはRiomaggiore

あまり滞在時間はかけずに次のManarolaへ

次のCornigliaは唯一、海沿い駅からバスで丘上に行く村。バスチケットは駅内のタバッキのような小さなお土産屋のような店で買える(片道1.50€x2)

次に4つ目の村Vernazzaへ。これまでで一番賑やかで村ではなく町。

各村間はトレッキングコースで歩いて移動も人気(現時点閉鎖されてるルートあり)。VernazzaからMonterossoへのコースを少し歩いてみた。でも上り下りがキツイ。辛くてすぐにギブアップして村に戻った。
そして今回はへまをして最後の村Monterossoには行けなかった。予定してた観光船は夕方前までしかなく、Vernazzaを観光時点での最終船便には間に合わないことに。電車は夜遅くまで走ってる。何を思ったか一旦Monterossoを過ぎてチンクエテッレカードで行ける最北Levantoまで移動し、ここから別途チケットをアプリ購入して絶景地Portofinoに行ってみることに。サンセット景色が綺麗らしく前から行ってみたかったところで、せっかく近くまで来たのなら。。。と欲が出てしまった。ところがPortofinoへの電車乗り換えに時間がかかり、現地へ向かう電車内で日の入りが終わってしまった。あとは日が落ちるだけでPortofinoに行っても景色は楽しめないだろうから結局諦めてChiavariとかいう見知らぬ町で途中下車。

再びLevantoに戻るための電車待ちに1時間。Levanto からチンクエテッレへの電車に乗り換え、Monterossoまで来た時には真っ暗で下車もしなかった。そのままスペツィアまで戻って宿には23時頃に戻る。何やってんだ自分。チンクエテッレは一度見ればいいかなと思ったけど、悔しいからMonterossoとPortofinoはいつかリベンジしたい。

スペツィア泊

2日目:パルマに移動

チンクエテッレからドロミテ方面は移動が面倒。乗り換えが沢山あって(高速電車ではなくRegional使用のため)丸一日かかる。よって今回の旅ではまだ行ったことない町に滞在しながら多少のんびり移動することに。まずはチンクエテッレから電車で2時間のパルマまで移動する(11.85€)。

移動の途中泊なのでこの日も観光時間は半日のみ。楽しみにしてたピロッタ宮殿(国立絵画館)は閉まってた。それでも大聖堂や礼拝堂はすごく綺麗で来てよかった。

大聖堂は無料だけど礼拝堂と美術館は共通チケット購入が必要(12€)。観光客もあまり居なくて良かった。

パルマ泊

3日目:トレントへ移動

この日もドロミテ地方へ行く途中で初めての町トレントに立ち寄り。徐々に北上してはいるけど、パルマからトレントへは直通がなく、パルマからいったんボローニャに南下して、ここからこの旅唯一利用の高速電車へ乗り換えてトレントへ北上(35.90€)。合計移動時間は4時間ほど。

パルマまではザ・イタリアって感じの町並みだったけど、トレントまで北に来ると少し山の景色も見えてきて南チロルっぽく。何となくオーストリアっぽいような西ヨーロッパ風味も入ってくる。

またまた滞在は半日。一番興味あったブオンコンシリア城は休館日。パルマのピロッタ宮殿といい運悪い。中心地の大聖堂など含め適当に町歩き。

トレント泊

4日目:ドロミテ東側をちらっと見る

北イタリアは南チロル地方でもあり、そのうちのドロミテ地方は東の町コルティナ・ダンペッツォから西の町ボルツァーノの区間を「ドロミテ街道」という。今回の旅でこの街道をゆっくり時間かけてバスで周るつもりだったけど、この地方の宿代が半端ない! どうしても予算オーバーなので結局西側に2泊のみ。

この日はドロミテ西側滞在地のメラーノ(ボルツァーノより北の町)への移動日。ここまで来て東側に全く行かないのはもったいないので一旦東側に寄ってからメラーノ入りすることに。調べた結果、一番行きやすいのは東の町コルティナ・ダンペッツォより北にあるドッビアーコ。そしてここから自分的には「ドロミテといえばこの景色」と思ってる山の絶景トレチーメへのシャトルバスに乗れる。

まずはTrenitaliaアプリでトレントからドッビアーコへの電車スケジュールを確認。途中のフォルテッツァ(Fortezza Franzensfeste)で乗り換えらしいけど、乗り換えがうまくいかない場合も想定してアプリではまずはトレントからフォルテッツァまでの単独チケットのみを購入(14.45€)。実際にフォルテッツァに到着してから(または到着直前)に次のドッビアーコへのチケットを購入することに。

実際にこれが正解で電車は遅延気味でトレントからフォルテッツァに到着したとき、予定していたフォルテッツァからドッビアーコ行きの電車にはギリ間に合わなかった。なので次のドッビアーコ行きのチケットを購入(9.50€)。

電車は10分前にはホームに到着したので乗車して待つ。すると30分経っても出発しない。いつの間にかホームの案内板は自分が乗ってるはずの電車情報が消えて、その次の30分後の電車情報が表示されてる。終点の地名が違うのでドッビアーコまで行くのかもわからない。車内アナウンスもなし。運よく近くに座ってたローカルの女性が「たまにあるのよ。この電車が次の電車に代わるの。これもドッビアーコを通るから大丈夫よ」と説明された。実際、次の電車の時間通りに発車して無事ドッビアーコに到着。

ドッビアーコ駅を出ると正面にトレチーメへの444番シャトルバス乗り場が。チケット売り場はあるけど誰もいない。無人駅なので駅員もいない。

とりあえず乗り場は間違いないので貼り付けてある時間表にあるQRコードにアクセスしてみるとチケットをオンライン購入するサイトだった。次のバスまで時間的に余裕があったので今のうちにサイトで往復チケット購入(18€)。その後バスに乗ってみて、チケットの現金は購入できなそうだったので前もってオンライン購入しといてよかった。

バスは50分ほどでトレチーメ到着。景色最高。ただ思ったより本格的なトレッキングコースのようで1時間以上トレッキングしないとTre Cime di Lavaredo(標高2999 mの岩山群)の綺麗な3つの頂は見えないらしい。自分は今日中にメラーノまで移動するのでここでは1時間ほどしかない。というか次の滞在地への移動中なので旅行カバン持ってトレッキングとか無理だし。少しだけ歩いてみたけど景色は十分楽しめた。

時間が限られてるので帰りのシャトルバスでドッビアーコ駅まで戻ったら、再びアプリでフォルテッツァまでの電車チケットを購入(9.50€)して乗車。行きと同じ乗換駅だが今度はここからメラーノ行き電車に乗ることになる。

ところがフォルテッツァへの電車乗車中にすごい雨嵐が。一旦電車は停車してやり過ごす。再び発車したと思ったらまた停車して何の情報もないまま乗客は待つしかない。しばらくすると乗車してた駅員が周ってきて「さっきの嵐で木が倒れて電車の前後の線路をふさいでます。まだ後ろが方がましなので今誰か読んで除去してもらいます。そしたら電車は後ろに進んで一個前の駅で下車して代替バスに乗ってもらいます」。

窓の外を見たらめっちゃ木が倒れてる。1時間以上待ってやっと一台の車がきて電動ノコギリ(チェーンソー)持った作業員がでてきた。これは電動ノコギリ一個では手に負えないのでは。ブルトーザーとかで除去するレベルでは。

その後なんとか電車後方の木は除去できたらしく、1つ前の駅まで戻ってきた。全員下車して駅の前で代替バスを待つことに。電車の駅員は「バス呼んでおくからねー」とそのまま逆方向に電車で去ってく。今から手配?木の除去作業待ちのときに手配済みでなかったのかよ! 

ここは無人駅。放置プレイされたままずっと待つもバスは一向に来ない。ほかの乗客はほぼローカルで自分で知り合いやタクシー呼んでどんどん消えていく。結局2時間後くらいにやっとバスが来てフォルテッツァへ到着。ほぼ4時間の時間ロス。やっとメラーノ行きの電車へ乗り換え。その間メラーノの宿には事情を説明してチェックインが遅れることを伝えておいた。ニュースで見て事情は分かるらしく21:00の最終チェックイン時間過ぎても到着まで待っててくれた。

メラーノ泊

5日目:メラーノ発・西ドロミテ(ドイツ語)バスツアー参加

トレントから北上したころから気づいてたけどこの地方はもうドイツ語圏といっていいだろう。イタリア語より断然ドイツ語や主流。住んでる人も観光客もドイツ語使ってる。表記もすべてドイツ語の次にイタリア語表示。バスや電車内アナウンスもまずはドイツ語から。

ドロミテは夏場はバスで周ることもできるけど実質1日という限られた時間では周れないので時間と面倒を金で買うことにしてメラーノ(ボルツァーノより北の町)発のバスツアーに参加。

ネット検索でも英語のツアーは見つからず、唯一Martin Reisen社のドイツ語での西ドロミテのバスツアーを見つけることができた。問い合わせからツアー中まで全てドイツ語オンリーだったけど問題なくいけた。というかこの地域に入ってから買い物や人に道聞いたりはすべてドイツ語で過ごしたけど特に困ることもなく。旅行会話レベルならどうにかなるもんだな。

乗客はお年を召した方がほとんどで、ツアー中はオーストリアのおじいちゃんにめっちゃ餌付けされてチョコやら飴やら常に渡された。なんでも兄弟が日本に留学してたらしいけど何年まえの話だろう。

西ドロミテのバスツアーはガイドはいなくて運転手が走りながら色々説明してくれる形。

東のトレチーメと同じくらい「これぞドロミテの景勝」と言えるカレッツァ湖にも立ち寄る。昨日の雨嵐でここでも木が倒れて湖まで降りることはできなかった。

ポルドイ峠など主要なところを何か所かストップもするけど、ほぼドライブって感じではある。それでも常に景勝ルートなので景色は楽しめた。

山の景色だけでなくカステルース(Kastelruth)という小さい町にも立ち寄る。やっぱ全然イタリアっぽくなくドイツ語圏の町っぽい。

メラーノ泊

6日目:ボルツァーノと再びトレントに立ち寄って、ヴェローナまで南下
メラーノも綺麗な町なんだけど4日目の雨嵐ハプニングでメラーノ入りが夜になり、翌日は1日中バスツアーだったためメラーノ観光(町歩き)が一切できなかったのがもったいない。
ちなみにメラーノ滞在中は「Meranカード」なるものがホテルから支給され、メラーノだけでなく南チロル内の公共機関(バスやRegional電車)や主要な美術館が無料になるのを初日の宿チェックイン時に知った。前もって知ってたらメラーノ3泊にして滞在中に無料で東ドロミテまで日帰りで行けたし(荷物ないからトレッキング可)、メラーノ観光の時間も取れたはず。

それでもチェックアウトのこの日まで有効だったので、このカードを使ってまずはボルツァーノまで移動。ここでドロミテ街道同様に今回の旅行のメインイベントである「アイスマン」を見に行く。アイスマンのいるボルツァーノ県立考古学博物館へもMeranカードで無料で入れる。先日旅行したデンマークで見たトーロンマン(泥炭地で発見された紀元前4世紀の遺体)を見た後に「そうだアイスマンも見に行こう」と今回(元々行きたかった)ドロミテの旅が決まったのである。

現地ではエォッツィ(Ötzi)と呼ばれるアイスマンは世界最古のミイラらしく、トーロンマンが2400年前なら、こちらは何と約5300年前(紀元前3300年頃)の男性のミイラ。溶けかかった氷河から発見されたもので、自然条件がうまく重なって氷漬けにされていたために綺麗に残っていたミイラ。現在もなるべく発見時の状況を再現した冷凍室に保管され、その小窓から中を見ることができる。小窓越しではあるけど距離は近く、体は瑞々しく、手先には氷が張っててるのがよく見てとれる。写真撮影は不可。

1991年に発見されたらしい(ネットで拾った写真)

ネットで拾った写真

博物館内は基本アイスマン関連ものばかり。展示されてた再現像は会社の上司に似ていた。

その後、少しボルツァーノ市内を町歩き。ボルツァーノは大きめ街だった。そしてやはりイタリアというよりはドイツ語圏内の街っぽい。

Meranカードはトレントまで電車移動無料。3日目に滞在済みだけど次の目的地ヴェローナへの移動途中で一旦立ち寄って、トレント滞在時には休館だったブオンコンシリア城を見学することができた(10€)。

その後はTrenitaliaアプリでトレントからヴェローナへのチケットを購入(7.85€)して1時間ほどの電車移動でヴェローナ到着。

宿はアレーナ(円形闘技場)近くの町の中心地のだったので、駅からバスで移動するために駅構内のタバッキで往復用にバスチケットを2枚購入。事前のネット調べでは一枚1.30€だったので2.60€ちょうどを出したかったけど持ち合わせがなくて3€出したら案の定お釣りは催促してもくれなかった。

ネットの情報が古くて値上がりしたかなとも思ったけど実際バスに乗車したら1.30€と書いてあったので「そーだ、ここはイタリアだった」と思い出す。北部では何もかもがドイツ語圏っぽくてこんな心配なかったけど、ヴェローナまで来たら一気にイタリアっぽくなった。気を引き締めて荷物の管理にも気を付ける。車道側から遠い方に荷物持ったり対策をする(バイク乗りひったくり予防)。

ヴェローナはシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」関連の地として人気の観光地。観光は明日なので到着日は軽い街歩きとインフォメーションセンターで「Verona Card」を購入した(20€)。このカードで主要な観光地や市内の交通機関を無料で利用できる。

ヴェローナ泊

7日目:ヴェローナ観光

今回自分が見て周るヴェローナ観光の見どころはこの3種類。すべてVerona Cardで見学無料。

1.「ロミオとジュリエット」関連

2.大聖堂や教会の建築美術

3.ローマ時代の建築物

まずは宿から数分のところにある「ジュリエッタの家」。「ロミオとジュリエット」はフィクションだけど、こちらの家はジュリエッタのモデルになった娘が住んでいたと言われる邸宅だとか何とか。どこまで本当か知らないがとりあえず行ってみた。

劇中にでてくる有名なバルコニーはすぐに目につく。ヴェローナ内でここが1,2番目に観光客で賑わってたかな。

中に入ると順番にバルコニーにでることができる。

ここから15分ほど歩いたところに「ジュリエッタの墓」もある。架空の人物になぜ墓があるのだろう。実はシェイクスピアには興味ないのでよく分からない。

見どころの大聖堂と各教会は離れたところにあるので見て周るのに町中歩き回った。歩きすぎてまるで巡礼の旅。教会建築・美術は素晴らしい。訪ねたのは。。。

サンタナスターシア教会(Basilica di Santa Anastasia)

ヴェローナ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria Matricolare)

サン・フェルモ・マッジョーレ教会(Church of San Fermo Maggiore)

サン・ゼーノ・マッジョーレ教会(Basilica di San Zeno Maggiore)

「ジュリエッタの家」のバルコニーと同じくらい観光客で賑わってたのがローマ時代のアレーナ(円形闘技場)。滞在中は野外オペラ祭中だったので見学は17:00まで。Verona Cardで列に並ばずに入れてくれた。今でも使用されるために復元・修復が過ぎてて正直、遺跡って感じはなかった。ローマのコロッセオとは感動度が全然違う。外壁はさすがに迫力ある。

市内を走る川の向こう側、中心地から少し離れたところまで歩くとローマ劇場考古学博物館。見学中ものすごい大雨にあったけど館内でやり過ごすことができた。

博物館最上部からはヴェローナの町を眺めることができる。

他にも美術館や博物館行ったけど朝から歩きすぎて足がいたい。ヴェローナの見どころすべて周れたわけじゃないけど疲れたので本日の滞在地パドヴァへの電車に乗った(8.05€)。21:00過ぎにチェックインしてそのまま寝た。

パドヴァ泊

8日目:ジョット作超有名フレスコ画見学

今回の旅がヴェニス空港OUTと決まったとき、最終日にパドヴァでルネサンス前期の最高傑作であるジョット作フレスコ壁画を見に行くことに。フレスコ画のあるスクロヴェーニ礼拝堂はパドヴァ駅と宿の間(それぞれの地点から歩いて10分のところ)にある。見学の日時は旅行前にオンライン予約済み(16€)。死ぬまでに絶対見たいものリストにあったもので、ある意味ドロミテ街道やアイスマンより今旅のメインイベントかも。

このフレスコ画は大学の美術史のクラスで学んでからずっと実際に見てみたかったけどこれまで機会がなかったもの。見学の流れとしてはダビンチの「最後の晩餐」の時と似てた。予約した時間の15分前に礼拝堂前に集合。絵画を守るため見学者はまずは礼拝堂に隣接された温度調整室に15分入っておく必要がある。

その後、担当者に案内されていよいよ礼拝堂内へ。15分間見学できて、意外に写真撮影もOK。思ったより「青!」ではなかったけどやっぱ感動。実物見れて嬉しい!

予約で人数制限されてるのでじっくり見ることができた。満足。

次に町歩きしながらサンジョバン二礼拝堂へ。こちらも人数制限チケットで次の30分後のチケットを購入(12€)して待つ。すると担当者が来て教会内から礼拝堂へ続く部屋へ案内される。しばらくオーディオで説明を聞いたあとは礼拝堂内に案内されて見学。こちらも迫力満点で見ごたえあった。

再び歩いて今度はサンタントニオ聖堂や銅像群で有名なプラート・デラ・ヴァッレ方面を見学。この辺はもう空港への時間が近づいてきたので軽く見る感じ。

宿で荷物をピックアップしたらパドヴァ駅隣接のパスターミナルへ向かう。昨日から歩き続けて足が痛いし、宿から駅までは結構歩くのでバスで行くことに。昨日インストールしておいたBusitaliaアプリ(Trenitaliaのバス版)でシングルチケットを購入して駅まで移動(1.70€)。時間設定のないチケットなので乗車時にアプリ内でチケットをactivateする必要がある。

バスターミナルからはヴェニス空港直通のバスがある。そしてBusitaliaアプリ内でチケットは購入可能(9.40€)。ただしヴェニス空港は通常「マルコポーロ空港」と呼ばれるがこれで検索しても見つからない。なんと3つ目の名前があり、「テッセラ空港」でしかアプリ内では表示されないので注意。

空港にはヴェニス経由で1時間ほどで到着。そして出国。

 

 

 

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