SueMera’s 勉強部屋

ドイツ語勉強中(たまにイタリア語、ギリシャ語、ロシア語、韓国語?)

旅行:イタリア・トリノとジェノヴァ(2022年12月)

ほぼ3年ぶりにフィギィア観戦に行ってきました。グランプリファイナル in トリノ! 前回行ったファイナルもトリノだったな(2019年)。コロナの影響でフィギィア観戦も2020年ぶり。イタリア自体が久々なのでトリノの他に未訪問のジェノヴァにも行ってみました。

 

1日目:トリノ入り

この日は試合1日目。トリノ空港には昼過ぎに到着して、arriva社の空港バスでPorta Nuova駅まで移動(7.50€)。3年ぶりで全く町並み覚えてなかったけど、バスが駅まで来た時に急に記憶が蘇ってきた。すぐに駅の側面から徒歩数分の宿に到着。チェックインしたらすぐに駅に戻って、地下鉄などに使える共通チケットを往復分購入(1.70€x2枚)。そして地下鉄M1線に乗って会場へ。

トリノの会場(荒川静香さんがオリンピック金メダル取った場所)は割と小さめで後ろの席でも演技がよく見えるので1日目は2階席を購入(79€)。実際到着してみると、この日は2階席と3階席が閉鎖されていて1階席のどこでも座ってOKと言われた。コロナ前で羽生選手が現役のころは会場の半分以上が日本人だったけど、今回は本当に日本人ほぼいなかった。もちろん観戦ツアーの団体さんも全くなし。そのため観客も少ないので1階席にまとめて入れた感じでこちらとしては超ラッキー。日本人選手の数がファイナル史上最高なのにほぼ日本人観客は皆無。それでも現地のスケートファンが一生懸命、日本(や様々な出場国)の国旗を振ってくれてた。

1日目はトリノ昼着だったので、なんとかジュニア女子からの試合に間に合った。今回はジュニア女子の島田麻央選手、シニアのりくりゅうペア、4回転半成功者のイリア・マリニン選手など初めて見る選手・ペアがいて楽しみ。

寒さ対策していったのに今回の会場はあまり寒くなかったな。当然この日はスケート観戦だけで終了。荒川静香さんや松岡修造さんもいらっしゃった。お二人とも相変わらずスタイル良い!

トリノ泊

 

2日目:この日もほぼ終日フィギィア観戦

試合は午後からなのでトリノ観光でもしようかなと思ったけど、前回滞在時に見どころはすでに周ったので結局スケート会場に行って公式練習を見学(12€)。この日は練習と試合の2往復あるのでメトロは1日券を購入(4€)。イリア・マリニン選手が可愛いい(*'ω'*)。子供だ、子供。

宇野選手はジャンプが決まりまくりで貫録すごい。あとスケーティングが美しすぎて神がかってる! 坂本選手は調子悪くてちょっと泣いてた…(´;ω;`)ウゥゥ 現地ファンが「カオリ泣かないでー」と声掛けしてたな。その後、ファン同士で「カオリのためにメッセージボート作るわよ!」って話してて皆優しー。彼女らのボートは本番中の中継に映ってました。

ランビエールコーチがどんどん乙女化してる感じするんだけど。この方もいい人そうなんだよなー。宇野選手のコーチになる前だったけど、どっかの大会で会場付近で日本人集団(おば様方)に見つかって囲まれたときも食事中にもかかわらず「ちょっと待ってください」と急いで口の中のものを飲み込んで立ち上がって写真撮らせてあげてた。おば様方ワーワーいってベタベタ触ってたけど観客もマナーが必要だよな。

2日目の試合は3階席購入(70€)してたけど、2階席の空いてるところに座るように言われてまたまたラッキー。この日は女子ジュニアの島田選手やペアのくりゅうペアが優勝!その後の表彰式で立て続けに君が代が聞けた。

トリノ泊

 

3日目:トリノ観光も少し

ファイナル3日目は最終日。この日は午前中の練習見学はせずに再び1日券(4€)を購入してトリノ観光を少々。ここはまだ行ってなかったかもと思って周ったところも行ったことあるところだった。実際に行くと記憶が蘇るんだよな。

それにしてもイタリアはどのカフェやパニーニ店に行ってもはずれがないな。あと最近イタリアで流行ってるのかPokeボール店が沢山あって、自分もハマってしまった。お米の上のトッピングは好きなものを選べるので、サーモンやマグロにアボカドなど選んで醤油をかけて漬け丼風にw イタリアなのに。

この日の試合も3階席(70€)。今回は3階席もオープンだったけど、やはり空いたところに座ってOKと言われたので実際の席より10列くらい前に座れた。男子は宇野選手と山本選手が金・銀でワンツー。実は2014年バルセロナでのグランプリファイナルにてジュニア男子でこの二人がワンツーフィニッシュしたときも会場にいたので感慨深かった。

とにかく今回のファイナルは日本人選手が多数出場、表彰台にも沢山登ってて良かったです。観客の雰囲気もすごく良かった。

トリノ泊

 

4日目:ジェノヴァへ移動

この日はエキシビションだったけどスキップして午前中に電車で2時間の港町ジェノヴァへ移動(12.90€)。まだ行ったことない街だったので取り合えず行ってみた感じ。1日で十分かなと思ってたけど翌日の帰国便がやたらと高額だったので、もう一泊して航空券が安めの日に帰国することに。そのためジェノヴァでは2泊することに。

どんな街か全く予備知識なしで訪問。到着して知ったのはアメリカ大陸発見の探検家・航海者クリストファー・コロンブスの出身地らしく駅前に銅像や街中に生家がある。

結果的にジェノヴァは一度行けばいいかなって感じの土地だった。到着後、宿の部屋がまだ準備できてなかったので、荷物を預けて街歩きしたら大体の見どころはすでに周れてしまった。この町は王宮、複数の宮殿や教会が見どころ。メトロもあるけど歩いてでも周れる。ただし結構歩き回ったので王宮は行けなかった。あとアフリカ系移民・難民が沢山いて人気のない路地には入らないように言われた。久々にあんなに沢山の移民を道端で見たな。人懐っこくていい人そうな人ばかりだけど、何か売りつけられる可能性あるのでとりあえず当たり障りなく挨拶を返すのみ。

サンティッシマ アヌンツィアータ教会

同教会の天井画

赤の宮殿

宮殿内部はそんなに赤じゃない

宮殿内からの景色

白の宮殿

港側も散歩

時期的にイルミネーションもちらほら

ジェノヴァ泊

5日目:再びジェノヴァで街歩き
昨日行けなかったところ行こうかと思ったけど王宮や美術館は月曜日なので休館。ジェノヴァは宮殿が沢山あって昨日行けなかった所もあるけどこちらも本日休館。ほかに特別見たいものもないので電車でチンクエテッレまで行こうかと本気で考えた。でも片道2時間だし、この時期チンクエテッレ内の移動も大変そうなので諦めた(トレッキングシューズないし電車の頻度は少ない)。よって再び街歩き。今度は港側から周って、月曜でも開いてる教会や大学、外から眺めれる建築物など見て周った。

ガレー船

サン・ロレンツィオ教会

時期的にクリスマスマーケットも

フェッラーリ広場でもクリスマスマーケット

ソプラーナ門近くの「コロンブスの家」は見落としてしまった

ジェノヴァ泊

6日目:帰国
実はこの日はイタリア国内ではストライキ(ショーペロ)が各地でちらほらと予定されてたので影響ないかサイトで常にチェック。影響ありそうなら前日にトリノに戻っておくことも考えてたけど、結局は大丈夫そうなので帰国日のこの日にジェノヴァからトリノへ電車で戻った(12.90€)。
トリノPorta Nuova駅に戻ったら帰国までの移動中に食べる軽食をスーパーで買ってから、来た時と同じarriva社のバスで空港へ(7.50€)。余裕をもって到着したあとは予定通りに帰国。


いつか夏頃にチンクエテッレにトレッキングに行こう。ジェノヴァを拠点に行くのがいいらしいけど、ジェノヴァは今回滞在したしチンクエテッレはたぶん南側から行くかな。

 

 

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